2013年1月20日
「市民劇場」はもちろん舞台装置も市民参加者で手作りです。大きな舞台セットから、小さな小道具まで。物語の世界を創りだす重要な役割を担って着々と制作が進んでいます。

まずは美術班。
松の木、石燈籠、あばら家などベニヤから切り出したパネルに絵を描いていきます。平面のパネルに絵付けして立体的に見せる、腕の見せ所!ベテランと若手がひとつの作業で創る楽しさを共有できるのも「市民劇場」の魅力ですね。

こちらは小道具班。
竹の水筒、お鍋を作っています。草鞋の山も見えますね。大変なのは「台本に書かれていないけどこの場面にはこれが必要だろう」という想像力を働かせながら台本を読み込む作業でしょう。単なる工作ではない演劇小道具の醍醐味ですね。

本番ではどうしても役者に目が行ってしまいますが、裏方の仕事があってこそ輝く役者たちです。他にも衣装・化粧班、音楽班や照明班の存在も感じながら観劇していただけましたら、より「市民劇場」を楽しめると思います。乞うご期待!